なるべく人と関わらず、一人でできる仕事をお探しではありませんか?一人でできる仕事にはさまざまなものがありますが、「未経験OK」かつ「高収入を狙える」仕事は決して多くありません。
実は、そんな方におすすめなのがトラックドライバーです。本記事では、未経験で始められるトラックドライバーの仕事内容や給与相場、キャリアアップの方法について解説します。
未経験可の一人でできる仕事にはどんなものがある?
仕事をする上で避けられない人間関係。苦手な人がいたとしても、業務の関係上なかなか避けられず、次第に仕事がストレスになっていくケースは多々あります。
そういった経験がある方は「なるべく人と関わらない仕事がしたい」「人間関係の煩わしさから解放されたい」と考えたことがあるのではないでしょうか。
ここでは、スタッフ同士の業務中のやり取りが少なく、未経験でも始めやすい仕事を紹介します。
警備員、ビル管理人、清掃員など
集合住宅やショッピングセンター、事務所などの警備や管理は一人でできる仕事として広く認知されている職業です。
単独で行動することが多く、業務中のスタッフ間の会話は必要最低限です。
これらの仕事では誰かと協力することよりも、割り振られた業務を適切に遂行することが求められます。
また、研修がありルールも明確なので、未経験でも始めやすいのが特長です。
ただし、人間関係が固定的なので上下関係が厳しい場合もあります。黙々と仕事をするのが好きな方には工事作業員もおすすめです。
ドライバー、バス・タクシー運転手、新聞配達など
運転免許と基礎的な運転スキルがあれば、ドライバーとして運送や物流の仕事に就けます。
積み下ろしや配送先での挨拶で多少のコミュニケーションは必要ですが、運転中は基本一人なので会話はほとんどありません。
ただし、バス・タクシー運転手はお客様とのコミュニケーションが必要になります。
「職場内の人間関係からは解放されたいが、人との関わりは持ちたい」という方におすすめです。
高収入が狙える、一人でできる仕事にはどんなものがある?
何らかの資格や免許が求められる仕事は長い目でみるとキャリアアップを見込めます。
また、需要が高い仕事は、未経験であっても給与水準が比較的高い傾向に。スキルを伸ばしながら一人で黙々と作業できる仕事には、次のようなものがあります。
Webクリエイター
プログラマー、デザイナー、ライター、イラストレーター、動画制作などのクリエイター職は、場所を選ばずに一人で黙々と作業できるので人気の職業です。
需要が高いため、給与水準も比較的高い傾向にあります。
ただし、キャリアアップを目指すには、表現力だけでなくヒアリングや提案といったコミュニケーション力も求められます。
また、フリーランスとして働く場合は収入が不安定になりがちなので、スキルとともに営業力や自己管理能力が必要です。
トラックドライバー
ドライバーの中でも特に高収入を狙いやすいのが物流を支えるトラックドライバーです。運転する車両が大きいほど平均年収が高くなる傾向があるため、収入アップを目標に、働きながら中型車や大型車の免許を取得する人も多くいます。 トラックドライバーというと大型車のイメージを持つ方が多いですが、近年はネット通販の普及にともない、普通免許で運転できる小型トラックドライバーの需要が高まっています。普通免許で運転できるトラックの種類は免許の取得時期によって異なるので、関連記事をチェックしてみてください。
未経験から一人でできる「トラックドライバー」の仕事内容
ここまでで紹介した通り、トラックドライバーは一人で働く時間が長く、キャリアアップによって高収入が狙える職業です。トラックドライバーは運転免許と基礎的な運転スキルがあれば、未経験であっても始められるため一人でできる仕事をお探しの方にはイチオシです。
ここからはトラックドライバーの業務内容や収入モデルを紹介します。
トラックドライバーの業務内容
トラックドライバーの主な業務は、集荷、荷積み下ろし、配送、配達などです。配送する品物や距離、サービスに合わせてさまざまな車種(普通車・中型車・大型車・けん引車)を運転します。トラックドライバーというと、長時間労働や重い荷物の運搬、不規則な勤務形態をイメージする方が多いかもしれませんが、近年は決められたエリア内のルート配送、小型荷物の運搬といった、従来のトラックドライバーのイメージとは異なる業務も増えてきています。
未経験でもできる業務は?
意外に思われるかもしれませんが、小型トラックの中には普通免許で運転が可能なものもあります。小型トラックドライバーの業務には下記のような仕事があります。
- 宅配業者での配送業務
- レンタカー会社でのレンタカーの配車や回収
- スーパーマーケットや小売店への商品輸送
- レストランや飲食業界での食材の仕入れや店舗間の移動
- 建設業や工事現場での資材の供給や廃材の撤去
小型トラックドライバーは、大型トラックや中型トラックが主要都市から運んできた荷物を、地元企業や一般企業に届ける役割を果たします。決められたルート内での、近距離の配送が中心です。配達の際に最低限のコミュニケーションが求められますが、それ以外の時間は一人で黙々と配達に勤しめます。
給与相場は?
2022年度全日本トラック協会の調べによると、普通車を運転するドライバーの平均賃金(1ヶ月)は、男性が32万5500円、女性22万3500円です。男女間の賃金差については、勤続年数や運転距離の差、出産や育児などで時短勤務をしている方が多いことなどが原因として考えられます。
また、これは普通自動車を運転しているドライバーの平均賃金になるため、中型車や大型車を運転している場合の賃金とは異なります。例えば、中型車(男性)であれば30万2100円、大型車(男性)は37万2400円と、1ヶ月の平均賃金に約7万円の差があります。
高収入を狙うには?トラックドライバーとしてのステップアップ方法
先述した通り、トラックドライバーは運転する車種によって給料の水準が異なります。トラックドライバーとしてのキャリアアップを目指すのであれば、普通車での業務からスタートし、中型車、大型車、けん引車などの免許を取得するのがおすすめです。会社によっては免許取得に対する補助制度や講習を設けており、働きながら収入アップを目指すことも現実的です。
また、ドライバーの経験を経てから管理職にステップアップすることも可能です。資格を取得して運行管理者としての道も目指せます。自分のやる気やライフステージにあわせてキャリアを選択できるので、長く業界で活躍したい方にもおすすめです。
一人でできる仕事ならトラックドライバーが魅力的!
トラックドライバーの業務は年々変化しており、最近では近距離でのルート内配送や小型トラックでの運送業務が増えています。普通免許をもっていれば誰でも参入しやすく、長い目でみるとキャリアアップしやすいのもトラックドライバーの魅力です。一人で黙々と仕事に取り組みたい、職場内の人間関係から解放されたいと考えている方は、まずは求人からチェックしてみてはいかがでしょうか?