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トラック運転手の年収はいくら?車種・勤務形態別の給料相場【2026年最新】

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トラック運転手の年収は、男性運転者の平均で約508万円です。

ただし、この数字は全体の平均にすぎません。乗る車種によって456万円から578万円まで開きがあり、地域によっても100万円以上の差があります。

この記事では、公益社団法人 全日本トラック協会が2026年7月に公表した最新調査「2025年度版 トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」をもとに、次の点を整理します。

  • 車種別・地域別・年代別の年収相場
  • 給料の内訳(固定給と変動給の割合)
  • 年収1000万円は実現できるのか
  • 2024年問題で給料は減るのか
  • 未経験から入った場合、収入がどう変わるか
目次

トラック運転手の平均年収

男性運転者の平均は約508万円

項目金額前年比
1人1か月平均賃金374,900円4.1パーセント増
年間賞与の1か月平均額を加えた月額423,300円4.8パーセント増
年収換算約508万円

全職種平均では、1人1か月平均賃金が359,800円(前年比5.3パーセント増)、賞与を含めた月額が416,400円(同7.1パーセント増)となっています。

賃金は上昇が続いている

前年比で4〜5パーセントの上昇です。背景にあるのは人手不足です。

NX総合研究所の推計では、2030年にドライバー不足によって輸送能力の19.5パーセントが不足し、2024年問題の影響と合わせると34.1パーセントが不足する可能性が指摘されています。需要に対して担い手が足りない状況が、賃金に反映されています。

女性運転者の平均は約414万円

項目男性運転者女性運転者
1人1か月平均賃金374,900円311,800円
賞与を含めた月額423,300円345,300円
年収換算約508万円約414万円
平均年齢50.0歳45.7歳
平均勤続年数15年0か月7年4か月

差が生じている主な要因は、平均勤続年数です。男性の15年0か月に対し、女性は7年4か月と半分以下になっています。

トラック運転手の賃金は勤続年数と経験によって上がる構造のため、この差が平均値に表れています。

なお、労働基準法第4条では、労働者が女性であることを理由に賃金について差別的な取扱いをすることが禁止されています。上記は男女間の賃金格差を示すためのものではなく、あくまで平均値の比較としてご覧ください。

また、調査元も注記しているとおり、女性従業員に関する集計はサンプル数が限られるため、参考値としてお読みください。

車種別の年収

乗る車両によって、年収は100万円以上変わります。

男性運転者の車種別年収

車種1か月平均賃金賞与を含めた月額年収換算
けん引423,800円481,500円約578万円
大型395,300円441,100円約529万円
準中型357,400円407,500円約489万円
普通347,100円404,600円約486万円
中型336,000円380,000円約456万円
平均374,900円423,300円約508万円

最も高いのはけん引運転者、最も低いのは中型運転者です。けん引と中型の差は、1か月平均賃金で87,800円、賞与を含めた月額で101,500円となっています。年収に換算すると約122万円の開きです。

意外な事実:中型が最も低い

車種が大きいほど年収が高いと思われがちですが、実際には中型が最下位です。準中型や普通より低くなっています。

理由は次の項目で説明する給料の内訳にあります。中型は変動給の比率が高く、運行手当や時間外手当に収入を依存する構造になっているためです。

女性運転者の車種別年収

車種賞与を含めた月額年収換算
大型376,500円約452万円
けん引361,400円約434万円
準中型332,200円約399万円
中型325,600円約391万円
普通301,700円約362万円
平均345,300円約414万円

車種ごとの詳しい解説

各車種の仕事内容と年収については、専用記事でお伝えしています。

なお、タンク輸送などの特殊輸送分野は、上記の全ト協調査の対象外となっています。

給料の内訳を知る

求人票の金額だけを見ても、実態はつかめません。何によって収入が構成されているかを理解しておく必要があります。

固定給と変動給の割合

車種固定給変動給変動給の割合
普通250,700円96,400円27.8パーセント
準中型224,400円133,000円37.2パーセント
中型201,100円134,900円40.1パーセント
けん引242,100円181,700円42.9パーセント
大型213,000円182,300円46.1パーセント
男性運転者平均218,800円156,100円41.6パーセント

固定給とは、基本給、職務給、役職手当、家族手当、住宅手当など、勤務実績に関係なく毎月決まって支給されるものです。

変動給とは、歩合給(運行手当・長距離手当など)、時間外手当、その他手当(精皆勤手当、無事故手当など)の合計です。

大型運転者は収入の46パーセントが変動給

注目すべきは大型運転者です。収入の46.1パーセントが変動給で構成されています。

つまり、走った分だけ収入が増える一方で、運行が減れば収入も減ります。年収529万円という数字は、一定の運行量があることを前提としています。

逆に普通運転者は、変動給が27.8パーセントと最も低くなっています。収入は安定していますが、頑張っても大きく増えにくい構造です。

変動給の内訳

車種歩合給時間外手当時間外手当の割合
男性運転者平均64,600円79,400円50.9パーセント
けん引78,100円89,700円49.4パーセント
大型80,500円86,100円47.2パーセント
中型56,100円67,300円49.9パーセント
準中型54,000円72,500円54.5パーセント
普通16,700円76,400円79.3パーセント

変動給の約半分は時間外手当です。男性運転者の平均で見ると、月額374,900円のうち時間外手当が79,400円を占めます。

これは全体の21.2パーセントにあたります。つまり、収入の5分の1が残業代です。

この事実は、後述する2024年問題の影響を考えるうえで重要になります。

地域別の年収

地域による差は、車種による差と同じくらい大きくなります。

男性運転者の地域別年収(賞与を含む月額)

地域月額年収換算
近畿465,700円約559万円
関東442,000円約530万円
北海道429,400円約515万円
全国平均423,300円約508万円
中部418,200円約502万円
北陸信越410,300円約492万円
九州406,800円約488万円
四国397,300円約477万円
中国384,100円約461万円
沖縄346,700円約416万円
東北339,900円約408万円

最高の近畿と最低の東北では、年収にして約151万円の差があります。

近畿が最も高い

一般には関東が最高と思われがちですが、2025年度の調査では近畿が最も高くなりました。前年の404,800円から465,700円へと大きく伸びています。

北海道も前年の345,500円から429,400円へと大幅に上昇しました。

こうした変動は、回答した事業者の構成が年によって変わることも影響しています。調査元も、サンプル数の増減があるため経年比較には留意が必要としています。単年の数字だけで判断せず、傾向として捉えてください。

年代別の年収

男性運転者は年齢とともに上がる

年齢階級賞与を含む月額20〜29歳を100とした指数
20歳未満270,300円72.2
20〜29歳374,500円100.0
30〜39歳417,200円111.4
40〜49歳440,600円117.7
50〜59歳441,700円117.9
60〜64歳384,000円102.5
65歳以上296,200円79.1

男性運転者は、20代から50代にかけて明確に上昇しています。50〜59歳で頂点に達し、その後は下がる形です。

男女を合わせた全職種平均で見ても、20〜29歳を100とした場合、50〜59歳が126.7で最大、次いで40〜49歳の125.1となっています。

40代・50代からの転職でも不利にならない

この構造が意味することは重要です。

トラック運転手の賃金は、年齢そのものではなく経験と勤続年数によって上がります。40代・50代で転職しても、経験を積むにつれて収入は伸びていきます。

詳しくは次の記事でお伝えしています。

女性運転者は年代による差が小さい

年齢階級賞与を含む月額20〜29歳を100とした指数
20〜29歳341,000円100.0
30〜39歳326,500円95.7
40〜49歳341,900円100.3
50〜59歳358,900円105.2

女性運転者は、男性ほど明確な上昇が見られません。平均勤続年数が7年4か月と短いことが背景にあると考えられます。

勤務形態別の年収

車種と同じくらい収入を左右するのが、どのような働き方をするかです。

勤務形態走行範囲帰宅の頻度収入の傾向
地場配送同一県内・近隣毎日帰宅標準的
中距離隣県〜数百キロ日帰りまたは1泊やや高め
長距離数百キロ以上数日に一度高め

地場配送の年収

同一県内などの近距離を、1日に複数回配送する働き方です。深夜手当や宿泊手当がつかないため、収入は標準的な水準になります。一方で、毎日自宅に帰れる点が最大の利点です。

中距離の年収

隣県までを日帰り、または1泊で往復する働き方です。地場より走行距離が長く、その分の運行手当がつきます。

長距離の年収

片道300キロ以上を走行するトラック運転手は、長距離ドライバーと呼ばれます。片道300キロは、東京を起点とすると名古屋あたりまでの距離です。目的地まで車中泊をしながら数日かけて向かうこともあります。

長距離は3つの勤務形態の中で最も収入が高くなります。その理由は、給与体系にあります。

多くの運送会社では、基本給と歩合給を組み合わせた形、または完全歩合給を採用しています。歩合は売上や走行距離によって算出されるため、走行距離が長くなるほど収入が増える仕組みです。

加えて、運転時間と拘束時間が長くなるため、運行手当、時間外手当、休日出勤手当などが基本給に上乗せされます。

長距離が稼げる理由は「運行手当」にある

長距離が稼げる理由は、数字ではっきり確認できます。

全ト協の調査では、歩合給のうち「運行手当」の額が車種別に示されています。運行手当には長距離手当が含まれます。

車種運行手当(月額平均)
大型68,300円
けん引64,000円
中型48,000円
準中型41,800円
普通14,500円
男性運転者平均54,200円

大型運転者の運行手当は、普通運転者の約4.7倍です。月額で53,800円、年間で約65万円の差があります。

長距離を走ることで得られる収入の正体が、この運行手当です。

一方で、リスクも同じところにある

運行手当が収入を押し上げるということは、運行が減れば収入も減るということです。

前述のとおり、大型運転者は収入の46.1パーセントが変動給です。固定給は213,000円にとどまります。

体調不良や事故、あるいは荷主側の事情で運行が減った月には、収入が大きく落ち込む可能性があります。長距離を選ぶ際は、基本給がいくらかを必ず確認してください。

長距離ドライバーの収入を左右する5つの要因

要因内容
地域地域ごとに賃金水準が異なります。前述のとおり、近畿と東北では年収で約151万円の差があります
荷物量と走行距離完全歩合給の場合、運ぶ量と走る距離が収入に直結します
勤務時間帯夜間や休日の勤務には、深夜手当や休日出勤手当が加算されます
運行手当一定の距離を超えた場合に支給されます。車種によって額が大きく異なります
時間外手当男性運転者の平均で月79,400円。収入の21.2パーセントを占めます

実際に転職した人は、どの働き方を選んでいるか

当サイトでは、トラック運転手へ転職した50名にアンケート調査を実施しました。

【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート(クラウドワークス)
調査対象:トラック運転手として勤務した経験がある方
調査期間:2026年8月
有効回答数:50名

勤務形態人数
地場配送(毎日自宅に帰れる)32名(64.0パーセント)
中距離(日帰りまたは1泊程度)15名(30.0パーセント)
長距離(数日に一度の帰宅)1名(2.0パーセント)
その他2名(4.0パーセント)

回答者50名のうち、長距離を選んだ方はわずか1名でした。

収入だけを見れば長距離が有利ですが、実際に転職した方の6割以上は毎日帰宅できる地場配送を選んでいます。生活とのバランスを重視する方が多いことがうかがえます。

給与形態の違い

運送会社の給与形態は、大きく3つに分かれます。求人を選ぶ際、ここを見落とすと入社後の収入が想定と食い違います。

固定給

基本給、職務給、職能給、役職手当、身分手当、年齢給、勤続給、家族手当、住宅手当、勤務地手当、通勤手当など、勤務実績に関係なく毎月決まって支給されるものです。

固定給の比率が高いほど、収入は安定します。前述のとおり、普通運転者は固定給が72.2パーセントと最も高くなっています。

歩合給(完全歩合制)

売上や走行距離、運んだ量に応じて支給される給与です。運行手当(長距離手当を含む)や、トンキロ手当、奨励給などがこれにあたります。

走った分だけ収入が増える一方、運行が減れば収入も減ります。

固定給と歩合給の組み合わせ

運送業界で最も多く採用されている形です。一定の基本給を保証したうえで、実績に応じた歩合を上乗せします。

男性運転者の平均で見ると、固定給218,800円に対し変動給156,100円。おおむね6対4の比率です。

求人票を見るときの注意点

同じ「月給40万円」でも、内訳によって性質はまったく異なります。

パターン基本給変動給特徴
固定給重視型30万円10万円収入は安定するが、頑張っても増えにくい
歩合重視型20万円20万円走れば増えるが、減れば大きく落ちる

確認すべきは次の3点です。

  1. 基本給がいくらか
  2. 固定残業代を採用している場合、何時間分でいくらか
  3. 歩合はどのような基準で計算されるか

固定残業代の内訳が書かれていない求人は、必ず面接で確認してください。

トラック運転手で年収1000万円は実現できるか

「トラック 運転 手 年収 1000 万」という検索が一定数あります。結論からお伝えします。

雇用ドライバーとして到達するのは難しい

会社に雇用されるドライバーとして年収1000万円に到達することは、極めて難しいのが実情です。

最も高いけん引運転者でも、賞与を含めた平均年収は約578万円です。1000万円はその1.7倍以上にあたります。

かつては長時間の運行によって1000万円近く稼ぐ運転手も存在しましたが、2024年4月から時間外労働に年960時間の上限が適用されたことで、走った分だけ稼ぐという働き方は制度上できなくなりました。

個人事業主・持ち込みの場合

年収1000万円という数字が語られるのは、多くの場合、個人事業主として車両を持ち込んで仕事を請けるケースです。

ただし、その数字は経費を引く前の売上であることが少なくありません。

項目雇用(社員)個人事業主・持ち込み
収入給与として安定単価は高い
車両代会社負担自己負担(数百万円〜)
燃料・整備・保険会社負担自己負担
仕事がない期間給与は出る収入ゼロ
社会保険会社が加入自分で手配

車両の購入費、燃料代、タイヤ代、車検・整備費、保険料をすべて自己負担したうえで手元に残る金額が、実際の収入です。

手取りで考えてください

売上1000万円から経費を引き、さらに税金と社会保険料を差し引いた金額が、実際に使えるお金です。

「年収1000万円」という言葉を見たときは、それが売上なのか、経費を引いた後の所得なのかを必ず確認してください。

未経験からいきなり独立しないでください

未経験の方が最初から独立を選ぶことは、おすすめできません。相場の判断、仕事の確保、車両選びのいずれも、業界経験がなければ判断できないためです。

まずは社員として数年経験を積むことをおすすめします。

2024年問題で給料は減るのか

2024年4月から、トラック運転手の時間外労働に年960時間の上限が適用されました。

収入の21パーセントが時間外手当

まず、影響の大きさを数字で確認します。

男性運転者の1か月平均賃金374,900円のうち、時間外手当は79,400円です。全体の21.2パーセントを占めます。

車種別に見ても同様の傾向です。

車種月額賃金時間外手当割合
大型395,300円86,100円21.8パーセント
けん引423,800円89,700円21.2パーセント
普通347,100円76,400円22.0パーセント
中型336,000円67,300円20.0パーセント

つまり、収入の約5分の1が残業代です。時間外労働が制限されれば、この部分が直接影響を受けます。

一方で、基本の賃金は上昇している

ただし、業界全体では逆の動きも起きています。

2025年度の調査では、男性運転者の1人1か月平均賃金が前年比4.1パーセント増、賞与を含めた月額が4.8パーセント増となりました。全職種平均では、賞与を含めた月額が7.1パーセント増です。

人手不足を背景に、各社が基本給の引き上げや待遇改善を進めています。残業代が減る一方で、基本の賃金が上がるという構造の変化が進行中です。

会社によって対応に差がある

2024年問題への対応は、会社によって大きく異なります。

運行スケジュールを見直し、基本給を引き上げた会社もあれば、対応が追いつかず現場にしわ寄せが出ている会社もあります。

面接時に、2024年問題への対応をどう進めたかを聞いてみると、会社の姿勢が見えることがあります。

未経験から入った場合、年収はどう変わるか

当サイトの独自アンケートから、実際の変化をご紹介します。

30代で転職した20名の場合

転職前と比べて1年目3年目
上がった14名(70.0パーセント)16名(80.0パーセント)
変わらない4名4名
下がった2名0名

3年目の時点で、20名全員が転職前の水準を維持または上回っていました。

転職前は年収250万円未満だった方が4名いましたが、3年目には一人もいなくなりました。一方、450万円以上の層は2名から8名へと増えています。

40代で転職した16名の場合

転職前と比べて1年目3年目
上がった8名(50.0パーセント)12名(75.0パーセント)
変わらない6名3名
下がった2名1名

40代は1年目の上昇率が50パーセントと、30代(70パーセント)より低くなっています。一方、3年目には75パーセントが転職前を上回りました。

入社直後の金額で判断しないでください

両年代に共通するのは、1年目より3年目のほうが数字が良いことです。

未経験からの転職では、最初の1年は収入が横ばい、あるいは一時的に下がることも珍しくありません。経験を積み、上位免許を取得し、任される仕事の幅が広がるにつれて収入は伸びていきます。

公的統計でも、20〜29歳を100とした場合に40〜49歳が117.7、50〜59歳が117.9という上昇が確認されています。腰を据えて働くほど収入が上がる職種です。

年収を上げる5つの方法

1. 上位免許を取得する

車種別の年収を見れば、免許の効果は明らかです。

車種年収換算中型との差
けん引約578万円約122万円
大型約529万円約73万円
中型約456万円

けん引免許まで取得すれば、中型と比べて年収で約122万円の差があります。

当サイトの調査では、回答者50名のうち19名(38.0パーセント)が入社後に会社の費用負担で免許を取得していました。自費で取得してから応募した方は6名のみです。

ただし、返還条件には注意が必要です。

返還条件人数
一定期間(1〜3年程度)勤務すれば返還不要だった13名
返還条件はなかった6名
途中で退職した場合は返還が必要だった1名

「支援制度あり」という記載だけで判断せず、全額負担か一部か、返還条件はあるかを面接で確認してください。

2. 資格を増やす

免許以外の資格も、待遇に反映される場合があります。

資格役立つ場面
フォークリフト運転技能講習荷役作業の効率化。多くの現場で求められます
危険物取扱者タンクローリーなど、危険物を扱う運送
車両系建設機械運転技能講習建設現場での作業
玉掛け技能講習クレーンを使う現場
運行管理者将来的な内勤・管理職への道
衛生管理者職場の安全衛生管理。事業所単位で選任が必要です

運行管理者は、事業所が保有する車両数に応じて配置人数が定められています。必要とする会社が多いため、転職の際にも活かせる資格です。ドライバーから管理職へ進む道を考えている方は、早めの取得をおすすめします。

3. 賞与実績のある会社を選ぶ

賞与の有無は年収に直結します。男性運転者の場合、年間賞与の1か月平均額は48,400円です。年間では約58万円にあたります。

けん引運転者では57,700円(年間約69万円)、大型運転者では45,800円(年間約55万円)となっています。

求人情報に賞与の支給実績が記載されているかを確認してください。

4. 勤務形態を変える

地場から中距離、中距離から長距離へ移ることで、運行手当の分だけ収入は上がります。ただし生活リズムとの兼ね合いを考える必要があります。

5. 地域を確認する

前述のとおり、地域による差は年収で最大151万円に達します。転居を伴わなくても、近隣の営業所や隣接する地域の求人を見てみる価値はあります。

高収入求人を見るときの注意点

年収の高い求人には、その理由があります。次の3点は必ず確認してください。

休みが取りにくい

給与を高く提示する分、休日を少なく設定している場合があります。有給休暇が消化しにくい職場もあります。

2024年4月からの法改正で労働時間は制限されましたが、その分1日あたりの仕事内容がハードになっている可能性もあります。年間休日数と、1日の実際の流れを必ず確認してください。

残業代が支払われない

業務委託として働く場合、請負契約となるため会社に残業代の支払い義務が発生しません。労働時間に対して安い賃金で働くことになりかねません。

雇用契約か業務委託かは、求人票で必ず確認してください。

求人の掲載頻度

同じ求人が長期間掲載され続けている場合、人が定着していない可能性があります。

あわせて確認すべきこと

当サイトの調査で、転職経験者から最も多く挙がったのは次の声でした。

未経験からでも始めやすい仕事ですが、求人票の給与だけで会社を決めない方がいいです。実際の拘束時間、残業、休日、手積み手降ろしの有無、1日の配送件数、待機時間などを面接で確認することをおすすめします。(30代)

避けるべき会社の見分け方は入ってはいけない運送会社の一覧はある?でお伝えしています。

軽貨物ドライバーの手取り

軽貨物ドライバーは、多くの場合が個人事業主として業務委託を受ける働き方です。

売上から車両費、燃料代、保険料、駐車場代などを差し引いた金額が手取りとなります。雇用されるドライバーとは収入の考え方が異なるため、単純な比較はできません。

詳しくは軽貨物ドライバーの記事をご覧ください。

よくある質問

トラック運転手の平均年収はいくらですか

全日本トラック協会の2025年度版調査では、男性運転者の賞与を含めた月額が423,300円でした。年収換算で約508万円です。

どの車種が最も年収が高いですか

けん引運転者で、賞与を含めた年収換算は約578万円です。次いで大型の約529万円となっています。最も低いのは中型の約456万円です。

未経験でも年収500万円は可能ですか

入社直後は難しいものの、経験を積み上位免許を取得することで到達可能な水準です。当サイトの調査でも、30代で転職した方の3年目時点で500万円以上に達している方がいらっしゃいました。

年収1000万円は本当に可能ですか

雇用されるドライバーとして到達することは極めて難しい水準です。最も高いけん引運転者でも平均は約578万円です。個人事業主として車両を持ち込む場合に語られる数字ですが、経費を引く前の売上であることが多いため、手取りで考えてください。

2024年問題で収入は減りますか

男性運転者の収入の21.2パーセントは時間外手当です。残業が減れば、この部分は影響を受けます。一方で業界全体では基本給の引き上げが進んでおり、2025年度の調査では賃金が前年比4.1パーセント上昇しました。

40代・50代から始めても収入は上がりますか

上がります。年齢階級別の賃金指数では、20〜29歳を100とした場合、男性運転者は40〜49歳が117.7、50〜59歳が117.9となっています。経験と勤続年数によって上がる構造です。

女性でも同じ収入が得られますか

労働基準法第4条により、女性であることを理由とした賃金の差別的取扱いは禁止されています。統計上の平均に差があるのは、平均勤続年数が男性15年0か月に対して女性7年4か月と短いことが主な要因です。同じ車種、同じ勤続年数であれば、収入に差が生じる理由はありません。

自分の年収を試算する

ここまでは平均や相場の話でした。ご自身の条件でどの程度になるかは、年収シミュレーターで試算できます。

車種、勤務形態、経験年数、地域を入力すると、目安となる年収が表示されます。

トラック運転手の年収シミュレーター

年収の高い求人を探すには

ここまで見てきたとおり、トラック運転手の年収は、車種・勤務形態・地域・給与形態によって大きく変わります。

そして、判断に必要な情報の多くは求人票に書かれていません。

  • 基本給と変動給の内訳
  • 固定残業代が何時間分か
  • 賞与の支給実績
  • 実際の拘束時間と月の平均残業
  • 待機時間が労働時間として扱われるか

ドライバー専門の求人サービスであれば、担当者が会社に直接確認したうえで教えてくれます。また、一般には公開されていない求人を扱っているサービスもあります。

登録は無料で、登録したからといって必ず転職する必要はありません。

ドライバー専門の求人サービスを比較して選ぶ

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